父島の中心街・西町から少し外れた場所にあるのが今回紹介する「とびうお桟橋」。
ここは各ショップがツアーで使用する船を係留しておく波止場なので、島にある大小様々な船を見ることができる場所。
おがさわら丸の入港中の日中は、そのほとんどの船がツアー船として海に出ていることが多いので閑散としていますが、夜にはその船も全て戻っているので島にあるショップの船がきれいに並ぶ様子を見ることができます。
このとびうお桟橋の魅力はその夜間に揃う船の整列具合…ではなくて、、、夜間、オレンジ色の街灯に照らされ神秘的な色に染まる枝珊瑚とそこに集まる海の仲間たちなのです♪
桟橋付近はこんなにコンクリだらけなのに、海面から近くにあり海水の透明度がいいので枝珊瑚が群生している様子がとても綺麗に見えるんです。
また、その枝珊瑚が夜間になるとオレンジ色の街灯に照らされてとても神秘的に見えます。
こことびうお桟橋は、枝珊瑚だけでなくエイやネムリブカ、シロワニ(サメ)やタコ、その他魚(ボラなど)が住み着いていて時折ふらっと姿を現してくれることでも有名な場所なんです!
最近では、この場所で餌付けしているらしくまるでヒトを恐れておらずヒトを見ては餌をくれると思ってか近寄ってくるほど飼い慣らされていて(笑)、その様子を見にナイトツアーの一環でとびうお桟橋に立ち寄ってここに集まる海の仲間たちを見に来るガイドさんも増えてきました。

こちらがシロワニ…何匹かここに住み着いているようで夜になると活動的になるらしく、うろうろと現れます。
おがさわら丸が停泊している二見桟橋(船客待合所)から徒歩10分もかからないで行ける場所です。
もちろん、ナイトツアーに参加しなくとも個人でふらっと歩いて行ける場所!
ナイトツアーの団体さんが来る時間(21時前後の時間帯)はツアー客で混雑しているので、時間をずらして行ってみるのが良さそうです!
(22時以降がオススメ♪)
飲み過ぎちゃってちょっと酔いを覚ましたい時とか、夜風に当たりたい時、一人になりたい時や、お友達・恋人とゆっくり語らいたい時にこことびうお桟橋に来てみるのもいいかもしれませんね、美しい枝珊瑚と小笠原の海の仲間たちがきっと優しく出迎えてくれるはずですよ♪