シン・緊急事態宣言
このあとすぐ!
…ってことにならないことを祈ります。
クワバラクワバラ…
さて。
2021年のお盆も無事に終わりましたね。
皆さまはこのお盆をどう過ごされたでしょうか?
帰省はされましたかね?
お盆と言えば、この時期の小笠原と言うとズバリ「盆踊り」でしょう!
全国各地津々浦々、夏には夏祭りや盆踊りが行われるのは定番だと思いますが、
小笠原の盆踊りはどこにも負けないくらい暑い熱い盆踊りなんです!
小笠原の盆踊りに参加するために毎年この時期を狙って訪れる熱心なリピーターさんもいるほど。
今回はそんな「小笠原の盆踊り」についてご紹介!
(画像資料が数年前のもので大変恐縮です。。。)
ご紹介!と言いつついきなり出鼻をくじくようですが、
現在も継続中のこのコロナ禍において感染防止対策の一環という理由から
去年、そして今年も盆踊りは中止になっています。
二年続けての盆踊り中止の報に悔しくて血の涙を流した熱い盆踊りストもいたことでしょう。
・・・来年こそは来年こそは復活を望みます!
さて。
そんな盆踊りの行われる場所は「お祭り広場(大神山公園)」になります。
盆踊り開催の数日前からお祭り用の櫓が組まれ提灯が提げられて徐々に徐々にお祭りが近づく雰囲気に気分も盛り上がります♪
「盆踊りっつったって、あたしみたいな一見さんはどーせ踊れないんでしょ?」とお嘆きのあなたッ!
そんなあなたには「盆踊り練習会」なるものが小笠原にはございます!!
盆踊り当日から前二日間に渡って盆踊り本番と同じ時間・同じ場所で本番で踊る曲に合わせて踊ることができるのです。
どなたか盆踊りマスターが壇上から細かにレクチャーとかして下さるのかしら?
と思うような練習会と言う名前ですが、
練習会と言う名の「ひたすら踊る時間」でございます。笑
なんもレクチャーなどございません。
「見て覚える」「踊って覚える」ための練習会ですね!笑
正直、本番だって身振り手振りで上手そうな人(もしくは櫓の上にいる盆踊りマスターたち)の動きを真似していればそれで十分、細かいことは気にしないのが盆踊りですから♪
ちなみに、二日間行われる「盆踊り練習会」に参加するともれなく希望者には「盆踊り認定証」なるハガキ大のポストカードがもらえます♪
旅の記念に、盆踊りマスターになるための第一歩に是非ゲットして見て下さい!
そして迎える盆踊り本番当日!
ぶら下がる提灯の灯と櫓から聞こえる和太鼓の音色が一気にお祭りテンションにさせてくれます。
お祭り広場には櫓を囲むように島内の飲食店などの出店がありお祭りムードを盛り上げます♪
慣れた島民さんはシートを敷き屋台で買ってきた食べ物の飲み物を口にしながらお祭りを満喫♪
盆踊りは時間にするとほんの数時間ほどのこと。
そのほんの数時間をもうずっとエンドレスで踊り続けているので、楽しかったり汗だくになったりヘトヘトになったりでテンションMAX。笑
盆踊りで踊る曲は代表的な数曲を何度もリピート。
中でも「小笠原音頭」と言う小笠原の盆踊りを象徴する一曲は、踊りの中にジャンプするポイントがあるので老若男女みんな飛びます!
とにかく飛びます!みんな全力で跳びます!!
それを何回も繰り返し、さらには小笠原音頭自体も繰り返すので、なんだかんだで結果『小笠原の盆踊り=翔ぶ』と刷り込まれるよう。
(飛ばない曲の方が多いんですけどね。苦笑)
一通り踊って伝説の”アンコール盆踊り”を済ませた頃には夜空を彩る花火が打ち上がりお祭り気分も最高潮!
心地よい疲れとべっとりの汗で(苦笑)ヘトヘトだけれどやり切ったった感で大充実の瞬間ですね。笑
この激しい盆踊りの様子を文才のない筆者がどれだけの文字で綴っても正しく伝えられそうもないので、
ちょっとでも「小笠原の盆踊り」の様子を見てみたいと思って下さった方は『小笠原 父島 盆踊り』などのキーワードでYouTubeなどで検索して頂ければその様子が見られるはずです。
是非一度ご覧になって、歌い踊り継がれて行く数々の名曲と皆が踊る翔ぶ(笑)様子を見て下さると嬉しいです。
なお、数年前にはこの盆踊りが海を渡って内地で行われるというイベントが開かれました。
その時の告知記事はこちら。
まーそれはそれは、島で行われる盆踊りに負けないくらい盛り上がったとか。笑
そりゃあ内地から踊りに行っている人たちの方が多いのだから内地の方が盛り上がるのも当然と言えば当然か。
島の盆踊りが内地で開かれる!それだけ「小笠原の盆踊り」に参加したいという熱狂的なファン(?)がたくさんいると言うことの証ですね。
先述の通り、ここ二年連続で盆踊りは中止になっています。
来年こそは無事に平和に
「小笠原の盆踊り」が行われますよう
祈りながらこの記事をしたためます。