すっかり年の瀬になり毎日寒い日が続いていますね。
師も走る今日この頃、皆さま慌ただしく走り回ったりしているのでしょうか?
そんな今回は珍しく時事ネタを。
12月になると内地はどこもかしこもクリスマスムード一色になり、あちらこちらでイルミネーションが観光スポットになっていますよね?
そんなこの時季、南国 小笠原にもクリスマスはやって来ます。
…とは言っても、この頃の小笠原の最高気温はまだまだ20度近くあるので、日中はTシャツ一枚で過ごすことも可能な気候。
寒がりさんにはなんて羨ましい過ごしやすい温暖な気候なんでしょう!
特に今年の小笠原は、例年以上に暖かい冬を迎えているようでまだまだ平気で海で泳ぐことができるほどなのだそうですよ。羨
そんな小笠原のクリスマスは内地でイメージするクリスマスとはひと味違っているんです。
そう、小笠原のサンタさんはおが丸に乗ってやって来る!!
普通、サンタさんは真っ赤なお鼻のトナカイに乗ってやって来てお家にある煙突から入ってきてプレゼントを置いて行くんだよ・・・という説明になるのですが、小笠原のサンタさんはおが丸に乗ってやって来るのです!
島の子供たちへのプレゼントはおが丸のコンテナに乗って!笑
毎年、クリスマス直前のおが丸にはサンタさんも乗船していて島への着岸と一緒に子供たちへのプレゼントもサンタさんと一緒に父島に上陸します。
残念ながら私は子供ではないので、サンタさんからのプレゼントがどんなものなのか見ることができませんでした。
きっと子供たちも大喜びでしょうね!
ただ、このように父島へのサンタさんの登場の仕方がかなり特殊な状況なので(笑)島のお父さんお母さんたちは子供たちに対してサンタクロースのことをどのように伝えているのか、個人的にはとても気になるところです。笑
・・・と、毎年こんな感じでサンタさんから島の子供たちへプレゼントが贈られるのですよ〜♪
きっと今年も島の子供たちは次のおが丸の到着に合わせてわくわくして眠れない頃なんでしょうかね。
そんな南の島ならではのクリスマスの様子をお届け致しました。
そして、島のクリスマスはこれだけではありません。
内地同様、素敵なクリスマスイルミネーションだってあるんです!
そんな島の代表的なクリスマスイルミネーションをご紹介♪
なんと言っても、島一番のクリスマスイルミネーションは船待ち前にあるガジュマルの樹のイルミネーションです。
毎年12月のこの時期になると(厳密に言うと、父島周辺の無人島に生息している野鳥(オナガミズナギドリ)の若鳥たちが島のイルミネーションの灯りを日の光だと勘違いして来てしまうことを避けるため、若鳥たちの巣立ちが確認されたのちにイルミネーションの点灯が行われるそうなのです。)島の有志によってガジュマルの樹に電飾が施され、綺麗にライトアップされているんです。
それがこちらです!
このように電飾の施されたガジュマルの樹はなんとも神々しく見えたものです。
普段から十分に存在感のある大きなガジュマルの樹が、このイルミネーションでより一層の存在感を表します。
このガジュマルの樹こそがのイルミネーションが島一番のイルミネーションと言っても過言ではありません、それほど本当に立派なものなんです。
このイルミネーションは記憶によるとクリスマスを過ぎても年始を過ぎても、しばらくはこの状態のままで続きますので、
12月から1月下旬頃にかけての期間、この美しく彩られたガジュマルの樹を見に小笠原へ行かれてみてはいかがでしょうか?
夏のイメージの強い小笠原ですが、冬には冬にしか出逢えない素晴らしい景色が見られる島なんですよ!
それでは、メリークリスマス!
& ハッピーニューイヤー!!
よいお年を♪♪♪
2019年も一年ありがとうございました。