8月下旬から9月6日までを“コロナウイルス一掃期間”と銘打ち、
小笠原諸島は事実上の”ロックダウン”となりました。
内地からの人流を止めたその効果はてきめんだったようで島内の
感染拡大には至らず以後感染者の確認はされていない様子でほっと一安心。
ご協力頂きました関係者全ての皆さまに感謝申し上げます。
…とは言え、
そんな時に限ってお天気も海況も
ベストコンディションとは皮肉なものですな。苦笑
さて。
今回紹介するのはちょっとマイナー（？）スポットだけれど、
個人的にはとっても好きな場所である「三日月山展望台」をご紹介します。
なぜここが個人的好きな場所なのかと言いますと、
父島の数ある展望台の中でもこの三日月山展望台はその目線となる標高が高過ぎず低過ぎず、
目を凝らせば誰がそこにいるのかわかるかも？もしかしたら知ってる人かも？
そんな風にヒトの生活圏内ではあるけれど、その様子を少し俯瞰で見ていられる場所。
ちょっとだけ非日常にいるような…そんなほど良い距離感が好きなんです。
もう一つは、ウェザーステーションの壮大な絶景の人気っぷりに隠れてしまい
意外と知られていないスポットなのでめったに人が来ないという”マイナーさ”も大きな理由。笑
三日月山とは、以前に紹介した「ウェザーステーション」がある山のこと。
三日月山の海側にある展望台がウェザーステーションで、
山側（集落側）にあるのが三日月山展望台になります。
■ 場所はどこ？
矢印の先の岩場が「三日月山展望台」です！町中からでも見上げれば見える場所にあるんですよ〜♪
上の画像で見ると、『ここ！』とあるあの岩場の辺りが”展望台”になっています。
こちらが「三日月山展望台」から見た二見湾の様子です、町の様子もよく見えますね！
■ 「三日月山展望台」までの行き方♪
1.まずは毎度お馴染み「ウェザーステーション」の入り口に立ち、
2.ウェザーを背にして公衆トイレの方向に進みます。
3.トイレの先に行くと車止めがあるので、そこを越えるとあとはひたすら一本道を約10分ほど。
ウェザーステーション（本体）を左手に見たら、その右手側にトイレがあります。
あの三角お屋根がトイレなので、その奥にある看板を目指して徒歩徒歩〜♪
公衆トイレの手前にある道しるべ…トイレ方面に向かってゆくと三日月山展望台です。
看板の更に奥にある車止めを越えて、レッツゴーゴー展望台ッ！！！（ちなみに、徒歩でしか行けません）
さほど険しくないあぜ道・山道を進んで行った終点が展望台になります。
分かれ道とかないので迷子になることはないでしょう。
当然、電灯などは一切ないので日中限定で行くようにして、
夜間はもちろん 薄暗くなる時間帯に行くのは避けましょう！
途中には海側の視界が開ける場所がありここでしか見られない美しい景色が見られます♪
父島でも珍しい景色、崖の岩肌と海のコラボレーション！ここからの眺めもとても良いんです♪
道は険しくないあぜ道が続き、ゴール手前になるとこのような階段（下り）が現れます。
こちらが展望台手前にある簡易休憩所、2020年ごろに建て直されて新しく綺麗になりました♪
“展望台”とは言え、単なるゴツゴツとした岩場でしかないんですけどここから見る景色もまた素晴らしい♪
そんな一本道ルートを早送り動画でご案内。
途中には景色の素敵なスポットもあるのでちょっくら休憩がてらの良い眺めをお楽しみ下さい♪
■ 最後に。
この「三日月山展望台」からちょっとだけ下ったポイントから二見湾側を撮影した動画を貼っておきます。
特別何も起こりません。
お天気もそんなによくありません。
風が強くてずっと風切り音が鳴ってます。
それでも30分弱のお時間、父島の雰囲気をお届けできたらと思っています。
（最終更新日：2023年12月）