風景印でお願いします。

父島にある郵便局は以前にこちらの記事でも紹介しましたが、今回はこの郵便局にまつわるもう一つのお楽しみをご紹介♪

みなさまは”風景印“をご存知でしょうか?
風景印とは、簡単に説明すると各地域の名所名物などがデザインされたご当地消印スタンプなのです。
風景印の正式名称は「風景入通信日付印」。
日本全国津々浦々、北は礼文・利尻から南は宮古、果ては南極昭和基地内や宮内庁内郵便局などの激レアなものを含めて全国各地の郵便局で取り扱っているんです。

この風景印をもらうのはいたって簡単!
基本的には郵便物への消印として押印してもらうものなので、自分で郵便物を用意し窓口で一言「風景印でお願いします」と頼むだけ。
それだけで後日、日付の入った風景印が押印され送り先へと郵送されます。
(郵送せずにコレクションとしてその場で押印して欲しい場合は、切手を貼り付けた台紙を自分で用意して そこに『記念押印』として風景印を押してもらうことも可能だそうです。)

そんな風景印が小笠原の父島郵便局にもあるんです!

 

小笠原の風景印

それがこちら! 南の島ならではのハイビスカス(手前)とヤシの木(奥)、そしてブリーチをするザトウクジラ!!

 

南の島に来た証として友人に手紙を出すもよし、疎遠になったあの人にお久し振りのご挨拶の言葉を綴るもよし、なんなら自分自身に送ってみて旅を終えてから遠く離れた南の島へ思いを馳せるもよし、内地から1000km離れた小笠原から送られた郵便物はきっと南の島の風を運んでくれることでしょう!


また風景印の他に小笠原郵便局内に、小笠原ならではのものをモチーフにした大小様々なスタンプが置かれていてそれらをセルフサービスで押印できるようになっています。
その一つがこちら♪

 

小笠原郵便局内スタンプ

このようなイルカのデザインのスタンプなど、大きいものから小さいものまで多数ありますのでぜひ一度ご覧になってみて下さい♪

 

昨今、神社・仏閣でいただける”御朱印”を収集するのもブームになっているようで、それと同じ感覚で旅先の風景印をゲットするもの良い思い出になるんじゃないかと思います。
小笠原を訪れた際には「風景印でお願いします」と伝えて小笠原から葉書・お手紙を出してみるのはいかがでしょうか?

 

風景印でお願いします。

こんな感じで、複数枚ある場合でも輪ゴムにまとめて付箋にメモ書きを付けたままポストに投函でOKですよ♪

 

郵便局が閉まっている時間や窓口が開いていない時間は、上の画像のように外れてしまわないようなメモ書きで「風景印でお願いします」と書いてポストに投函すれば押印してくれますよ!