いざハートロックへ!

10月も下旬に入ると冬の気配を感じる今日この頃。
言われているように、本当に「秋」という季節が短くなっている気がします。

そんな小笠原のこの頃は、まだまだエアコンが必要な「夏」のような暑さではありますが、
陽が傾くのが早まっていることで日中の暑い時間が短く、
少し冷たい風が吹いているので海から上がると肌寒さも感じます。
南の島の小笠原も季節は確実に秋に向かっているようです。

さて。

そんな小笠原の”暑くない季節”の楽しみといえばトレッキングですね!
小笠原諸島の父島・母島にはそれぞれ有名なトレッキングコースがいくつかありまして、
今回は最も有名な父島トレッキングコースである「ハートロックツアー」をご紹介します♪

「ハートロック」とは”千尋岩(ちひろいわ)”と呼ばれる父島の南側に位置する断崖絶壁の岩場。
その外観が♡の形に似ていることから”ハートロック”と呼ばれています。

このハートロックを目指して島の南部の山道を約3時間かけてトレッキングします。

 

 

注意として、ハートロックに向かうトレッキングツアーでは
よく画像で見かけるハートの形をした大きな岩は見ることができません。
その大きなハートのある崖の上を目指すのがハートロックツアーなのです。

こんな感じのハートの岩は海側からしか見ることができないのです

 

もう一つの注意点として、
以前にご紹介した「傘山」と同様にこちらのハートロックツアーも
ガイドさんが同行していないといけない場所になっています。
必ずガイドさんがいるツアーに参加して行って下さい。

陸のアクティビティを行っているツアー会社のほとんどはこのハートロックツアーを行っていて、
そのツアー料金は約10,000円くらい。

8時から8時30分頃に宿までお出迎えの後、小港にあるハートロックの入り口まで移動。
そこからゆっくり移動してお昼時にはハートロック頂上に到着。
同じ道を引き返して往復約5〜6時間になる一日ツアーです。

 

ハートロック1

ゴール直前の景色

ハートロック2

頂上からの眺め、左手に見えるのは母島です!

ハートロック3

頂上からの眺め、南島もだいぶ近いです!

ハートロック4

頂上にある手作り看板♪

 

トレッキングの難易度は中級だと思われます。

コースはそれなりに整備はされているものの、
途中には岩場があったりロープを伝って昇り降りする場所もあります。

平坦な道のコースではなくアップダウンもありますのでそれなりの体力は必要です。
不安な方はご自身の体力と相談し、ツアーガイドさんと相談して決めるといいでしょう。

夏場では気温が高すぎて汗が止まらず大量の水分が必要になるものですが、
秋から冬ではそこそこの量の飲みものがあれば十分です。
そんな訳で、お薦めするのはこれからの”暑くない季節”です!

追記でツアーの詳細を解説しますので楽しみにお待ち下さい♪

◇ ハートロック(千尋岩) ◇

アクセス:☆☆☆☆
難易度:☆☆☆
頂上までの時間:ゆっくり移動して約3時間
※ 要ガイド&要水分とお昼ごはん