PCR検査の郵送受付開始とおがさわら丸の席数制限緩和

師走にしわっす!

ちょっと遅い系なんちゃって小笠原関連情報サイト「オガロガー」です。
あっと言う間に年の瀬を迎え、2020年もあと十日ほどで終わってしまいます。

振り返れば新型コロナウィルスで明け暮れた一年になってしまい、なおかつその第3波の真っ只中にいることになろうとは。悲
このコロナ禍の一日も早い終息を願っているものの、現状ではなかなか光明が見えてこないのも辛いもの。
新しい年を迎えて明るい未来が訪れることを祈るばかりです。

さて、今回の記事もそんなコロナウィルスに関係する内容になりました。
小笠原海運から先月発表されたお知らせを二つほどご紹介。

一つ目は、おがさわら丸乗船前PCR検査が郵送可能になりましたというもの。

 

PCR検査返送キャプチャー

小笠原海運の公式サイトより

 

すでに11月末便から試験的に実施されておりまして、
検査キットの事務手数料(3000円)+往復分の送料の金額で乗船前のPCR検査が受けられるようになったようです。
これまでは、おがさわら丸の乗船の前々日もしくは前日の指定された時間に竹芝客船ターミナルまで検体を提出しに行かなければならず、遠方にお住まいの方にとっては「受けたくても受けられない」状況になっていました。

その問題を解消するため、今回の改定で郵送での検査も可能になったようです。
(竹芝客船ターミナルへの検体提出も並行して実施中)
おがさわら丸の乗船券を予約した方から順に、小笠原海運の担当者から検査キット郵送の要不要などの確認のための電話連絡がくるようです。
これで『遠方だから検査が受けられない』ということもなくなりますね!

ただし、上記にもありますが事務手数料+送料が必要になるので、おそらくは約5000円ほどの費用が追加でかかることになると思います。
たかが5000円ですがされど5000円です。
5000円が高いと考えるか安いと考えるかですが、この検査一つで島の安全の一役を買うことになれると思えば安いものでしょう。
それにほら、世の中にはウン万円の検査費用を請求してくるようなボ○タクリクリニックとかザラにあるでしょう?
そんなのに比べたら安いもんです♪

毎度言ってますが、どんな理由であれ、検査を受けないよりは受けた方がいいに決まってます。
これからおがさわら丸に乗船される方にはぜひとももれなく検査を受けてからの乗船を推奨いたします!
少しでも島内での感染および感染拡大を防ぐ対策を致しましょう!!

 

 

そして、二つ目のお知らせはおがさわら丸の乗船定員の制限緩和に関するものです。

 

席数緩和のお知らせ

小笠原海運公式サイトより

 

現在のおがさわら丸の定員数の上限は、”密”状態を防ぐために通常時の約半分まで制限されています。
夏の繁忙期には毎便ほぼ400名ほどの乗船客を継続して運航していました。

その制限が来年2021年の2月6日東京発便より緩和されます。
緩和される座席等級は、2等寝台と特2等寝台。
なお、2等和室(いわゆる「雑魚寝」の等級)の制限は解除されず、定員数の3割程度の使用が継続されるそうです。

特2等寝台の席数が178名、2等寝台が260名。
(ちなみに、2等和室は286名分…意外にも2等寝台の数とそれほど変わらないのですね。
現状はこの3割なので90名弱の使用上限ということになります。)
現行ではそれぞれ半分のみの使用と考えると、
2月以降は約200名強の定員が増えおおよそ600名が定員上限になると推測されます。
個人的な”推し席”が2等寝台なので、その全体枠が増えることで繁忙期でもチケットが取れなくなる心配が多少は減るのかなぁ〜と言うのが正直なところ。笑

ただ、
公式にも ※印&下線強調文字で書かれていますが、

『※ただし、今後の感染拡大状況を鑑み、再度変更する可能性がございます。』

なんです。

あくまでも現時点での”予定”の話。
現状を世間の様子を鑑みてみると・・・。汗
この制限解除が行われるかどうかは現時点ではなんとも言えませんね。
無事に予定通りに行われることを祈るばかりです。

 

 

気付かない内に「コロナ禍の新しい生活様式」へとだんだんシフトしているのかも知れません。
コロナ禍で生まれる新しいルール、新しい新常識。

「あの時は大変だったね…」と言えるよう、
以前の暮らし方に戻れるようにと願いながら、
今しばらくは感染しないよう、感染させないよう、個人個人が気を付けて行くしかないですね。

 

小笠原イメージ画像

小笠原だけじゃなく、どこへでも気兼ねなく旅に出て行きたいですもの!