手軽に行けちゃうすごい場所!〜長崎展望台〜

今年はやたらと梅雨が長く感じますね。
一日でも早く夏の陽射しを浴びたいと思いつつ、内地の陽射しではなく小笠原のピカッとした強烈な陽射しを求めてしまう今日この頃。
依然続いているコロナ禍ではありますが、現状を悲しんでいてもキリがないのでここは情報サイト(?)らしく まだ紹介していない小笠原の素敵な場所を紹介して行きましょう!!

 

そんな今回 紹介するのはこちら「長崎展望台」です。

 

 

長崎展望台がある場所は島の居住地区の反対側、夜明道路沿いに位置しています。

記事タイトルに”気軽に行ける場所”と紹介していますが、実際には徒歩で行くにはなかなかしんどくて舗装された坂道を延々と上って行かなくては辿り着けません。
なので、一番手軽に行くにはレンタルバイク(またはレンタカー)を借りて行くのがベストでしょう。

そうは言いましても、ハイキングがてら長崎展望台まで徒歩で行かれる方も結構いらっしゃるんですよ…だいぶ汗をかくと思いますけど。
ちなみに、移動時間は街中からスタートしてバイクだと20分ほど徒歩だと2時間ほどといったところでしょうか。(推定)

 

夜明道路を登り切る!

夜明道路をどんどん登ってきてトビウオ桟橋を眼下に見下ろすヘアピンカーブまで来たらもうちょっと!

 

以前の記事「父島一周レンタルバイクの旅 〜時計回り編〜」から引用した動画で長崎展望台への入り口までをご案内。

 

 

展望台の入り口は夜明道路から少し入った場所にあるので、動画終わりの駐車スペースに一旦バイクを止めてさらにそこから5分ほど歩きます。

徒歩での動画はこちら。(動画ぶれぶれだけど気にすんな。笑)

 

 

 

いざ展望台へ!

駐車スペースから移動して階段やらちょっとしたこんな小道やらを渡りながら進んで行きます♪

 

長崎展望台は、父島と兄島との間にある兄島瀬戸が一望できる展望台です。

兄島瀬戸は以前に紹介してあるキャベツビーチや海中公園がある場所で、海の一日ツアーに出た際のお昼休憩場所になる定番ポイントなのでお昼時に長崎展望台に行けば停泊しているツアー船を見つけられるかもしれません。

また、クジラのシーズンになると運が良ければこの兄島瀬戸をザトウクジラが泳いでいるなんて光景を見ることができるんですよ!

 

長崎展望台動画から切り出し

空の青と海の碧、緑と青のコントラストが最高に素晴らしいと思います♡なかなかないよねこんな場所!

 

上の写真の手前側に”柵”があるのはおわかり頂けますか?
2011年に小笠原諸島が世界自然遺産に登録される以前には、長崎展望台にはこの”柵”はなく その先にある岩場まで進んでいけたそうなのですが…。
切り立った岩場の先端に立って下を見たときの恐怖を考えると この柵があってちょうどいいのかもしれません。怖

 

別の日の長崎展望台

向かいに見えるのが「兄島(あにじま)」です。世界自然遺産に登録されたのはこの兄島の自然があったからだと言われています。

 

展望台からの景色

(この写真じゃ伝わってきませんが)兄島瀬戸の海の碧色は素晴らしく、ずっと眺めていられる美しさなんです。

 

展望台からの眺め2

展望だから水平線も見ることができますよ〜♪

 

展望だからの眺め3

眼下の海岸は船でしか行けない場所・・・だと思います。(自信なし)

 

長崎展望台に着く手前には、電信山遊歩道と呼ばれる整備されたハイキング用コースがあり長崎展望台→宮之浜まで続いていて自由に行けるんです。

兄島瀬戸沿いの小高い丘のような場所を通って行くので、兄島瀬戸はもちろん普段では見られないようなレアな景色が見られるコースになっていますよ!
(私自身も一度しか行ったことがないコースで、アップダウンが激しいイメージしか残っていませんが兄島瀬戸の絶景が見られたのは記憶に残っています。)

 

長崎展望台入り口

長崎展望台入り口を俯瞰で撮ったもの。 小高い山に延びている道は遊歩道へ続く道になっています(展望台は右手側へ進む)

 

父島に数ある展望台の中の一つ長崎展望台を紹介しましたがいかがでしたか?

現時点ではまだ紹介していない展望台がたくさんあるので、今後も順を追って紹介して行きたいと思っています。

 

そんな今回の記事は「手軽に行けちゃうすごい場所」と言うことで紹介しましたが、
ま、小笠原は行けるところ全部が”すごい場所”なんですけどね!笑

 

長崎

看板も出ているので場所がわからないことはないと思いますが、うっかりしていると結構見落としがちな場所でもある。笑