小笠原の年末年始の過ごし方 〜元日編〜

…短期集中連載か!笑

続きまして小笠原(父島)での元旦に行われるイベントについて紹介したいと思います♪

大晦日にカウントダウンイベントが開かれたお祭り広場にて行われますのが毎年恒例の「日本一早い海びらき」と称された新年最初のイベントです。
こちらのイベントは9時からスタート!
会場内にはすべて無料で振る舞われている屋台が幾つも出ていて、どれも無料でいただけるんですよ〜♪

 

屋台1

振る舞われているのは、温かい郷土料理のダンプレンや島のお酒・・・他にも

 

屋台2

お酒が飲めない方向けのコーヒーや紅茶などのソフトドリンクもご用意してあるんです♪

 

振る舞い1

こちらは島で採れたブンタンですね♪

 

振る舞い2

そしてこちらがダンプレンと呼ばれる郷土料理・・・西洋すいとんのことを言うんですって

 

そして、イベントは小笠原村・村長さんの挨拶から始まり、ボニン太鼓やカカの演奏、フラダンスや南洋踊りの披露などもあり長い時間飽きさせません。
また、小笠原とは切っても切れない海にまつわる神事やお餅まきなども行われ参加者みんなで楽しめるイベントになっているんです♪

 

神事

イベント内で行われる神事・・・小笠原と海は切っても切れない関係ですからね、海の事故もなくなりますように。

 

フラ

こちらはイベント内で披露されるフラ。他にもカカの演奏や南洋踊りもこのステージで行われます♪

 

でも実はそれらは全て前説に過ぎなくて、このイベント終盤に行われる抽選会こそが参加者みんなの大本命なんです!
なぜなら一等の景品が「おがさわら丸の無料往復チケット」だから!!

もちろん他にも小笠原の特産品や工芸品など景品としてあるんですけど、観光客のみなさんはどちらかと言うとそれらにはあまり興味がないみたい。
(当たれば当たったで嬉しいんでけれどね。苦笑)
毎回、おが丸チケットの当選発表の後は会場中から多くのため息が漏れ聞こえてくるくらいですからみなさん相当往復チケット当選に期待しているのは確かです。笑

そして、このイベントのタイトルにもなっている「日本一早い海びらき」ですが、特に(当然と言えば当然ですが)年末になって「海じまい」をしているわけではないので敢えて「海びらき」宣言をすることもないんですけど(笑)そこは“一年中海に入れる小笠原”をアピールする絶好の機会ですからね!
なので、この元旦(の午前中?)までに海に入るとお祭り広場にあるテントにて「初泳ぎ証明書」がもらえるんですよ!!
(”海に入ると”と書きましたが、正確には海に足を浸けた程度でも申告すれば普通に証明書はいただけますよ♪)

この時期にせっかく小笠原に来たのなら、ちょっと海が冷たかろうとも、海水に足を浸けるのも面度臭かろうとも、いい記念になりますのでぜひとも「初泳ぎ証明書」をゲットしてみてはいかがでしょうか?
ほら、初ものは縁起が良いって言うでしょう?笑

 

初泳ぎ証明書発行所

その年によって違えども、だいたいこんな感じのテントにて「初泳ぎ証明書」を配布しています

 

このイベントが終わると、年始までの全ての行事が終了したことになりあとは帰りのおが丸の出港までの時間を過ごすことになります。

「大晦日編」「初詣編」「元旦編」と三編に分けて業界してきた小笠原の年末年始でしたが、もしも年末年始便で小笠原に行かれるとこのようにずっとイベント尽くしで毎日が慌ただしく終わってしまいそうですね。笑
それでもそのイベント尽くし感に魅力を感じて…とか、小笠原の暖かな気温の中で過ごす年末年始に魅力を感じて、リピーターのみなさまは毎年この時期に来られているのかも知れませんね。

この記事を読んで小笠原での年末年始が気になったそこのあなた、ぜひ次の年末年始は小笠原で過ごしてみるのもいいと思いますよ♪
次の年末年始のイベントはぜひ小笠原で体験してきて下さい。