THE ドルフィンスイム

小笠原を代表するマリンアクティビティは幾つかありますが、その中で最も一般的なのが今回紹介する「ドルフィンスイム」ではないでしょうか?
小笠原のドルフィンスイムとは、父島周辺に生息している野生のイルカ(主にハシナガイルカミナミハンドウイルカの二種類)をツアー船上から見学したり、海に入ってイルカと一緒に泳ぐことを言います。

 

ドルフィンスイムツアー船から

ツアー船からの眺め…いつでもこんな最高の状況だったらいいのですが、毎回こんなにいい天気、いい海況とは限りません。

 

イルカと共に泳ぐ!

海の中でイルカと一緒に泳ぐ経験は他のないものにも代えがたいものです♪

 

アクティビティとしてのドルフィンスイムは、午前のみまたは午後のみの「半日コース(基本的には、おがさわら丸の入港日・出港日に限り半日コースを設定するツアー会社が多い)が約4時間ほど行われるのに対して、朝から夕方まで行われ昼食も船上で済ませる約8時間ほどの「一日コース」が一般的。
料金は半日コースで5000円前後一日コースでは10000円前後になり各社料金設定が異なります。
(ほとんどのツアー会社は三点セットやウェットスーツなど無料でレンタルできますが、中にはそれぞれ有料になる会社もあり追加料金などかかる場合もありますので事前にご確認を!)

 

エントリースタンバイOK!

スノーケル・マスク・フィンの三点セットがあればドルフィンスイムができますよ!

 

小笠原には二種類のイルカが生息していると書きましたが、ハシナガイルカは臆病な性格なのでツアー中に群れを見付けてドルフィンスイムをしようと人が海中に入ると途端に人を避け群れは散り散りになってしまうために基本的にはハシナガイルカではドルフィンスイムはしません。
そんなハシナガイルカは”波乗り”が大好きなので、運が良ければツアー船の舳先について船と同じスピードで一緒に泳いでいる姿を見ることができるでしょう。

 

つるつるいっぱい

船と並走してくれるイルカを見るのもとってもテンションが上がります♪

 

ハシナガイルカに対して、ミナミハンドウイルカはそれほど人を恐がってはいないのでドルフィンスイムをするのはミナミハンドウイルカになります。
イルカを探すのは、ツアー船の船長や乗り子さんやガイドさんの役目。
機械など使ってイルカの居場所を突き止めるわけではなく人の目で見付けなくてはいけません。
なので、ツアーでの大半の時間をこのイルカ探しに充てることになります。

視界の悪い雨の日や波が高く海が荒れてる日などイルカを(イルカの背びれを)目視しづらい日はなかなか見付けられないこともあります。
野生のイルカなので海に出れば100%絶対に会える訳ではなく、残念ながら丸一日かけてもイルカには出会わずに船に乗っているだけでツアーが終わってしまった…なんてことも少なからずあることを覚悟しておいて下さい。
とは言え、通常ならば90%以上の確率でイルカには会えるはず。(個人の感想です)

小笠原のドルフィンスイムには独自のルールがあり、イルカにストレスを与えないようにツアー会社各社がこのルールを順守しています。
そのルールの代表的なものは「一つの群れに対して5回のエントリーを上限とする」ことです。
他には基本的なルールとして「イルカには触らない」「イルカに対してフラッシュなど焚いて撮影しないようにする」などがあります。

 

イルカと共に潜る

決められたルールを守って楽しいドルフィンスイムをしましょう!

 

ドルフィンスイムのツアー船は最大でも20名程が乗船できる規模のものから、6名程度の小型船まで各ツアー会社様々な大きさのものがあります。

大きな船なら温水シャワーやトイレなども完備していますが、小型船ではそれらの設備がありません。
大きな船ほど揺れには強く酔いにくいと言われています(それでも酔う人は酔いますけど)、小型の船は波の影響を受け揺れます。
また、大きな船ならば海風から身を隠す場所や陽が当たらない影になる場所もありますが、小型船にはそれがありません。
逆に、大きな船は定員も多くいざドルフィンスイムを行う際の海へのエントリーに順番待ちで時間がかかり、ようやく海に入った時にはイルカは遥か遠くに行ってしまった…なんてことも十分あります、小型船ならばそのような順番待ちの心配もなく即座にエントリーが可能。
ツアー船の大きさによるメリット・デメリットがそれぞれあると思うのでご自身の希望に合う船を探してみて下さい。

注意点としてあげるなら、夏期や大型連休などの繁忙期はツアー船の定員いっぱいまで乗せますが毎回が予約で定員が埋まってしまいます。
小笠原に着いてからいざドルフィンスイムの予約をしようと思ったらすでに予約で満員だったなんてこともあるので、繁忙期に限らず絶対にドルフィンスイムを体験したいのなら事前に予約しておくと良いでしょう♪
予約はドルフィンスイムアクティビティ各社のサイトからや電話予約が可能です。
(酷く海が荒れているなど、海況によってアクティビティ自体が中止になることもあります。)

ドルフィンスイムに限らずマリンアクティビティは多少の波があっても出航します。
乗船する船の規模によっては少しの波でも酔ってしまいかも知れません。
船酔いが心配な方は、おがさわら丸の時と同様に事前に酔い止め薬を飲んでおくようにしましょう…そして、船上ではできるだけ風通しの良いところにいるようにしてなるべく遠くの景色を見ていることが船酔い対策になるはずです。

また、泳ぐことに不安な人にはライフジャケットの貸し出しがありますので、それを着けたまま海に入ることも可能です。
ライフジャケットがあればよほどのことがない限り沈んだり溺れたりすることはないでしょう。
(もちろん、泳がずに船の上から見ているだけのでも問題ありません。)

海に不慣れな方は、船で酔うことや足が着かない海で泳ぐのが不安などの心配があるかも知れません。
ツアー会社によってはドルフィンスイムを行う前日に初心者のための三点セットを付けた泳ぎ方講習を行っていたり、海で泳ぐための基本的な講習をしてくれるアクティビティを実施しているツアー会社もあるので、そちらのアクティビティに参加してからドルフィンスイムを行えばツアーが格段に楽しくなるはずです。

 

見上げるドルフィンスイム

イルカに出会えるか、イルカは遊んでくれるか、どれもその時の運しだい…だからこそ止められない!

 

ざっとドルフィンスイムに関する情報を羅列してみましたが、ドルフィンスイムはとても奥が深いです。

私自身も小笠原で初めてドルフィンスイムを経験しましたが、初めての時はシュノーケルにすら慣れてなくて海水をガバガバ飲んでました。笑
それでも、海の中で見るイルカたちは船上から眺めているだけでは知り得ないまるで違う世界でした。
ゴーグル越しの視界をもの凄いスピードで駆け抜ける(泳いでいる)イルカたち、そのイルカたちのキューキューという鳴き声を聞いた時はなんとも言えない感動だったことを今でも覚えています。

その感動以後、フィンを使って泳ぐ練習、潜る練習、深く長く潜るための練習(そして訓練)を繰り返し、何度もツアーに参加してドルフィンスイムには慣れたけどそれでもまだまだイルカたちとの距離は遠い。
泳ぎの上手い方たちを見ると海面よりも遥か深い場所で長時間 イルカとダンスをするかのように水中で舞っている。

それを見ては、もっと上手く泳ぎたい!
もっと深く・長く潜っていたい!
もっとイルカと一緒に泳ぎたい!
もっともっとイルカと遊びたい!!
そんな風にどんどん欲が出てきます。笑

上手い人たちのようには泳げないけれど、何度もやっていればいつか必ずイルカと心を通わせられた!と感じる瞬間が得られるはず。
それが本当に嬉しくって私もまだまだドルフィンスイムからは抜け出せそうにありません。笑
何よりイルカの姿がただただキュートで、見ているだけでも癒されるんです♪

小笠原に限らずドルフィンスイムが気になったのなら、是非一度(と言わずに二度三度!笑)アクティビティに参加して下さい。
きっとあなたも新しい世界が開かれることでしょう!

日本にもドルフィンスイムができる場所が幾つかあるけれど、この小笠原特有のボニンブルーの綺麗な海でドルフィンスイムができるのは小笠原だけです!!
掛け値なく素晴らしい小笠原のドルフィンスイムをぜひぜひ経験して下さいませ♪

 

※これ以後、私が撮った(これしか撮ることができなかった・笑)イルカの写真と動画をどうぞ♪
泳ぎの上手い人はもっと素晴らしい写真や動画を残せますが、このレベルが私の限界です。泣
(ネットやYouTubeで検索すればもっと素敵な画像が見られますよ♪)

 

イルカ写真

だいたいこういう構図のイルカ写真ばっかりになります(笑)

 

イルカ写真

イルカのお顔もそれぞれ違ってて特徴のある子もいるんですけど、いかんせんドルフィンスイム中はそんな余裕は無い!笑

 

イルカ写真

お天気が良くって日射しも程よくあって海の透明度が高い時の小笠原の海のブルーは他では見られないですよ!

 

イルカ写真

イルカと遊ぶこととイルカの写真を撮ることは全くの別もの、どちらかに集中するとどちらかが疎かになる現実(苦笑)

 

イルカ写真

はい、定番の構図!笑(それでもかわいいんですけどね〜♪)

 

イルカ写真

あ、イルカさんこっち見てる!至福な瞬間♡笑

 

イルカ写真

実際のドルフィンスイムは大半がほんの数分、下手すれば数十秒の出来事…その一瞬に全てをかけるのです!!笑

 

イルカ写真

暖かく、日射しが豊かで透明度の高い碧い海でイルカと泳げることがどれだけ幸せなことか…♡

 


(ドルフィンスイムがどんな感じなのかがわかる動画…撮影者のドルフィンスイムレベルは初級です。苦笑)


(こんな感じでイルカの群れに遭遇することもあるんです…たぶんハシナガイルカの群れだと思われる)