東京都最南端のバス停から。 〜小港海岸編〜

みんなの頑張りの成果で新規感染者の数も順調に減っていますね!
もうあとちょびっと耐えましょうかね。
そして、二回目の一律給付金をしゃがみ待ちッ!!

さて。

個人的意見で大変恐縮ですが、もしも「小笠原(父島)に行ったらここだけは行っておけ!」って場所を挙げるとしたら?
…と聞かれて答えるのが、前述の記事にもある「ウェザーステーション」ともう一つが今回紹介する場所なんです。

そう、今回ご紹介するのは小港海岸と中山峠です。
場所は父島の南方に位置していて、公共交通機関(バス)を使っていけるので比較的どなたでも行きやすい場所。
西町・東町からバスを使って約30〜40分ほど、原付きバイクでは約40分、徒歩では小一時間程かかる場所です。

 

 

小港海岸と中山峠は、バスの終点である「小港海岸」のバス停が共通の入り口です。
なお、この「小港海岸」のバス停はさりげなく『東京都最南端のバス停』という名誉あるバス停になっているので“端っこ好き”には外せない場所でもありますよ♪

 

このバス停を背にして右手に向かうと小港海岸左手に向かうと中山峠に行くことができます。
そんな今回は長くなりそうなので前後編に分けまして、今回は「小港海岸(こみなとかいがん)」からご紹介♪
“中山峠編”は次回の更新になりますので、少々お待ち下さい♪

 

 

最南端のバス停1

こちらがバスの終点となるバス停「小港海岸」のあるロータリー、大きなガジュマルの樹が目印です♪

 

 

最南端のバス停2

ここはロータリーになっていて、バスはこのバス停を復路の起点にして西町方面へと向かって行きます。

 

 

最南端のバス停3

バス停「小港海岸」の看板、クジラのイラストと「東京都最南端のバス停」の文字が目立ちますね!

 

 

最南端のバス停5

このバス停看板と後ろにそびえるガジュマルの樹の組み合わせがとっても素朴で好きな場所♡

 

 

小港海岸入り口

バス停のロータリーを背にした小港海岸へ向かう入り口、左手側にはバイクを止めるための駐輪場もありますね♪

 

 

小港海岸へ

入り口から数十mほど進むと海が見えてきましたよ〜♪

 

 

小港海岸は父島の数あるビーチの中でも最も“穏やかなビーチ”ではないかと個人的には思っています。

「波がなくていつでも穏やか」と言う意味ではなくビーチには白い砂浜が広がり遠浅で砂地の地形が続く海岸なので、
海中の岩場やサンゴや魚たちをシュノーケリングで楽しむと言うよりものんびりと波打ち際で過ごすことや海水浴を楽しむ場所として最適ではないかと思います。
(もちろん、岩場がないわけではなくサンゴがないわけではありません。)
実際、休日には家族連れがビーチで過ごしている風景がたくさん見られます。

※ ここまで言ってるのに、小港海岸の海中の画像がなくって済みませんっ!
  整い次第追加しておきます!

 

ビーチ手前とコペペ海岸寄りの山側には大きめの東屋も建っているので、陽射しの強い時にはここで休憩したりランチをしたりおしゃべりをしたりできる環境も整っているので長い時間ゆっくり過ごすには最適ですね♪
また、父島のビーチには意外と少ない「公衆トイレ」もあるのがここ小港海岸で長く過ごせる大きなポイントですね♪

夏場には波打ち際から数十mほど沖に二基のいかだが設置されるので、そのいかだで遊ぶ観光客や島の家族連れ、島の子供たちを見ることができます♪

逆に言うと、シュノーケリング目的での小港海岸はちょっと物足りないかも知れません。苦笑
ただし、地図を見てもらうと分かりやすいのですがお隣には「コペペ海岸」があり、この小港海岸はコペペ海岸と繋がっているのです。
それなりの距離(シュノーケリングでのんびり泳いで20〜30分)はありますが、どちらの海岸からでもアクセスすることができる楽しさもあり、また小港海岸とコペペ海岸を含めた宝探し的な?スタンプラリー的な?海中イベントも用意されています。
コペペ海岸は小港海岸よりもサンゴや岩場の多く魚もたくさんいるので、体力があれば小港海岸から遠征してコペペまでシュノーケルしてみるのも良いかも知れませんね!

 

 

東屋1

こちらは入り口からすぐの場所にある東屋、4テーブルほどあるのでここで海を眺めながらのランチもできるっ!!

 

 

東屋2

東屋からの眺めは言うことなし!…ただし、状況によっては”蚊”がいっぱいいる時があるのでご注意を!!苦笑

 

 

夏場のいかだ

沖にぽつんとと黄色い□が浮いているのが分かりますか? あれが夏場限定のいかだです、大人でも寝そべることができるほどの大きさなんですよ♪

 

 

以下、小港海岸 ビーチの様子。

 

 

小港海岸の様子1

埋もれている国立公園の証・・・笑

 

 

小港海岸の様子3

ちょっと昔の様子…海岸は風が強いからすぐに砂で埋もれちゃうんでしょうね!・・・やむなしやむなし

 

 

小港海岸の様子2

手前には白い砂浜、奥には碧い海、視界の両側には山の緑…このコントラストが小港海岸の素晴らしいところ♪

 

 

小港海岸の様子5

小港海岸の左側は中山峠から伸びる岬がせり出しています。

 

 

小港海岸の様子7

小港海岸から中山峠を臨む・・・たった110mの標高でもずいぶん高く感じますよね〜。

 

 

そして、この小港海岸は島の人工的な光がほぼ遮られることから『星空観察に最適な場所』としても有名です。
海岸から中山峠越しに見る天の川なんて素晴らしすぎて声にならないくらいです。
(そんな素敵画像は今回はありませんので、いいのんが撮れたら追加しておきます…笑)

ただし、夜間はバスが運行していないので原付きバイクや車など自力で行く必要がありますね。
そして、海岸への道中も含めてずっと真っっっ暗なので照明代わりになるものを持って何人かで集まって行くのがよいでしょう。

 

 

小港海岸全景

小港海岸の全景♪ やっぱり素敵な場所、素敵な海岸だと思いますよ小港海岸!!

 

 

他にも小港海岸周辺にある枕状溶岩の話やシュノーケリングポイントでもあるちょっとした洞窟っぽい場所の話
小港海岸と繋がる八瀬川の話など、まだまだ小港海岸の魅力を語るには足りないことが多すぎるのですが、
残念なことに参考画像が圧倒的に足りてないので(苦笑)またの機会にしておきます。笑

 

 

街中からはちょっと距離のある不便な場所だけれど、ここまでの道中 移動中の景色も含めてこの小港海岸でしか味わえない感動が待っている場所。
のんびりと、本当にのんびりと時間を過ごすのに最適な場所、穏やかに過ごすことができる最適な場所の一つです。

そんな小港海岸にトリップしたいと思ったそこのあなたっ!
以前にも紹介したことのあるこちらのライブストリーミングでいつでもどこでも小港海岸にGO TO トリップッ!!

 

 

 

■ ■ ■  おまけ  ■ ■ ■

歴史的資料としてご紹介♪

前述にある東京都最南端のバス停「小港海岸」があるロータリー、このロータリーとバス停の数年前の画像がありましたのでせっかくですから残しておきます。
写真は2017年頃のものです、
バス停の看板もイラストも今のものとは変わっていますね♪
そして、注目して頂きたいのはロータリーにあるガジュマルの樹の大きさ!
たったの3年、4年前なのにだいぶ成長して大きくなっているのが分かります。
ぜひ見比べてみて下さい♪

 

 

今と昔1

こちらが2017年頃のロータリーのガジュマルの樹、まだ小さくてなんだか子供の樹みたいな大きさですね♪

 

 

今と昔2

枝の延びもまだ小振り…そして、旧「東京都最南端のバス停」看板!

 

 

今と昔3

ガジュマルの樹の成長度合いと旧看板は今のものよりも更に素朴〜♪ そして、クジラではなくのイルカのイラストだったんです!驚

 

 

今と昔6

イルカのイラスト、これはこれで可愛いやんなぁ?笑