もしかしてだけど?

小笠原の話題からちょっと外れまして、今回紹介するのはこの夏の公開に向けて先日予告編が公開されたばかりの新海誠監督のアニメーション映画『天気の子』です。
いやいや、なんで小笠原の情報サイトに映画紹介の記事が上がるのよ?…なんて思わずに、最後まで読んでやって下さいよ!

この映画は普段映画を観ない方やアニメーション映画に詳しくない方でもきっとどこかで耳にしたことはあるであろう2016年公開の大ヒット映画「君の名は。」の監督の最新作になります。
まずは、YouTubeにある予告編からどうぞ。

 

 

前作と同様 RADWIMPSの音楽、前作を上回る美しい背景描写、雨の表現に代表される自然の描写とそれらの色使い、そして登場する男の子と女の子のキャラクター(と、猫も!←大事!! 笑)。
これらたった1分の予告編映像を観ただけで俄然テンションが上がります。
個人的にもこの夏 楽しみな映画の一本になりました。

映画『天気の子』公式サイト

そんな中に気になるシーンがこちら、一度でもおが丸に乗ったことがある方ならお気付きになったかと思われますこのシーン。

おが丸に乗ったことある人「ん?ここはまさかっ!?」

 

…も、もしやこれはおがさわら丸のデッキ!?
デッキの上にレインボーブリッジが見えるところから察するに、まだ竹芝を出港直後なのでしょうか?
いや待てよ、レインボーブリッジと東京タワーの位置から察するに、これは竹芝に向かっているのか!

するってーと、最新作ではついに小笠原が舞台になるのか!?
もしかして、主人公の男の子が”世界の形を変えてしまう”きっかけとなる島、つまり小笠原諸島へ向かうシーンなんじゃないでしょうか?
そして、父島が(もしくは母島が、もしくは南島が、もしくは聟島が)物語の重要な場所になるんじゃないのか!?…なんて妄想が止まりません。

前作「君の名は。」では、物語の重要な場所となる地形が青ヶ島を参考に描かれたんじゃないか?という説もあり(決定的な根拠はないようですが)、いよいよお次は離島つながりで小笠原の出番になったのかも知れませんね!
ってことは、小笠原がアニヲタさんの聖地的な存在になっちゃうのね!!
ってことは、この映画を機に小笠原がみんなに知られてしまうのね!!!
な〜んて妄想までしたのですが、予告編の映像をよく見て調べてみると、どうやらこれはおがさわら丸のデッキではなくさるびあ丸(※)らしいのです。
※ さるびあ丸は東京・竹芝を出港し、大島→利島→新島→式根島→神津島の航路を結ぶ定期船。カラーリングがおがさわら丸と似ていてデッキの形もよく似てます、おが丸よりも一回り小さい印象の船。

 

似たような構図をおがさわら丸から

似たような構図を似たようなタイミングで撮ってみるとこんな感じになりました♪

おがさわら丸の場合

おがさわら丸からの同じ場所ではこうなります…おが丸には備え付けの救命艇?があるので違いは一目瞭然でしたね。

 

おがさわら丸には、右側の位置に幾つか連なったベンチが設置されていること、おがさわら丸の手すりは濃い茶色になっていること、何より上の画像からもわかるようにオレンジ色の小型救命艇が常設されていることから残念ながらさるびあ丸で確定ですね!泣

いやしかし、映画が公開されていざ蓋を開けてみたら実はこのシーンはおが丸だった!物語の舞台は小笠原の父島だった!!・・・なんてこともなくはないので、そんな点も含めてわくわくしながらこの映画を観てみてはいかがでしょうか?

まるで映画の宣伝か、あるいはネームバリューに便乗しているかのような更新でしたが、今回はそんな小ネタでした。
鉄は熱いうちに叩け…ってネ!!笑

 

さるびあ丸デッキ

なお、こちらが”さるびあ丸”のデッキ写真です、やっぱりこっちで確定のようですね!笑

 

現実の小笠原、父島・母島の話題とは別に、今後は小笠原が舞台になった物語も紹介していけたらと思っています。
小笠原へ行く前に予習するか、はたまた小笠原を懐かしみ思いを馳せるために復習するか、そんな時の参考になれば幸いです。